卵子提供を受ける前の検査に何がある?

卵子提供を受ける大前提

卵子提供とは、不妊治療の一種です。男性の精子には何らかの異常は見受けられないが、女性の精子には妊娠に適していない何らかの原因がある場合、加えて女性の子宮には妊娠に関して問題がない場合にこの治療を受けることができます。ドナーから卵子の提供を受けて、パートナーの男性の精子と体外受精を行い、女性の子宮に受精卵移植します。女性はそのまま妊娠して、自分で出産するという流れが卵子提供の流れです。これらのことから、卵子提供を受けるには一定の条件があります。子宮には問題がないが、自身の卵子での妊娠が難しい人が対象です。卵巣を摘出したか、卵巣機能が低下している女性、卵巣・卵子に関する病気・遺伝的疾患がある女性、高齢の女性、体外受精・人工授精を試みたが妊娠しなかった場合が当てはまります。

どのような検査があるのか

卵子提供を受けることができるのは、一定の条件を満たしたパートナー同士のみです。そのため、その条件を満たしているのか、そして提供される卵子と男性の精子との相性が良いのかを確認するための検査が必要となります。主な検査内容としては、基礎体温や血液検査をはじめとして、超音波検査と子宮管造影検査、子宮・卵巣に関する疾患の検査、精液検査、そしてヒューナーテストなどが知られています。これらの検査によって女性の卵胞の様子や子宮の形、卵管の通り具合、卵巣年齢を調べるほか、精液量・精子の運動を調べ、それぞれに異常がないかを確認します。 ヒューナーテストとは、性交後試験とも呼ばれるもので、頚管粘液と精子の相性を調べる検査のことを言います。これらの検査を通過しなければ、卵子提供を受けても成功しない可能背があります。